パラリンピックの「パラ」とは?〜ダイバーシティを尊重する〜

   

こんにちは!

イベント21でCC(カルチャーコーディネーター)をしている坂上奈穂(さかがみなお)です!

 

2020年は日本でオリンピックも開催されますし、パラリンピックも同時に開かれます!

 

弊社にも、有難いことに、オリンピックやパラリンピックに関わる案件が舞い込んで来ております!!

 

さて、そんな中でよく耳にする「パラリンピック」ですが、

パラリンピックの「パラ」って何なのか?

短大でパラスポーツの勉強もしていたので、改めてこのブログを通して考えてみたいと思います。

 

語源などについては諸説あると思いますが、学校で習ったことから話を展開していきます。

 

私は、パラスポーツの「パラ」=「パラプレジア」と習いました。

 

パラプレジア、とは下半身麻痺のことをいいます。

 

それで、パラリンピックの起源と言われているのが、

第二次世界大戦後にイギリスのストーク・マンデビル病院で行われたスポーツ競技会。

(ストーク・マンデビル病院って言葉の響きが独特なので、今でも頭に残っています!)

 

ここには第二次世界大戦後という歴史的背景があります。

世界を巻き込んだ戦争ゆえに、負傷者(つまり、身体障がい者)が増えました。

 

そのため、この病院でのスポーツ競技会は、

元々、患者さんのための「リハビリテーション」の一環として行われていたようです。

 

また、この「イベント」の主体者であった医師の言葉で、とても印象に残っているものがあります。

 

「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に活かせ。」

 

ここからは私の考えになりますが、しばらくお付き合いください(ˆ-ˆ).。O

 

医師のこの言葉は「障がい者に向けて」でしたが、

様々な表現に言い換えられると思います。

 

例えば、

「出来ないことばかりに目を向けず、自分にしかない個性を最大限に活かせ」

とも捉えられます。

 

イベント21では、

「個性」を「可能性」とも表現しており、

社員の個性を活かす働き方やサービスを創り続ける、と掲げています。

 

この「個性(=可能性)」とは、性別、人種、言語、などの属性に囚われないものであり、

 

「少数派の意見にも耳を傾けてくれる会社」

「入社年数に関わらず、やってみたい気持ちを尊重してくれる会社」

など、こんなダイバーシティーを理解して認める会社でありたい、という想いを表した「表現」だと思います。

 

長くなりましたが、

パラスポーツの起源から「個性を尊重する」ことについて考えてみた結果、

「『相手の発信したい想いを大切にする』という点が、

ダイバーシティーを推進することにおいて常に目的にあるのではないか?」

という結論に至りました。

 

いろんな考えがあると思います。

 

でもそれ自体がダイバーシティーで、

その先を見続けることが必要なんだと改めて感じました。

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